クラウドを基本とした社内システムへの移行

新型コロナウイルスの蔓延に従い、社内の仕事のやり方、勤務体制を変えていこうという企業が増えています。

今まで都心のオフィスに毎日出社し、固定デスクでデスクトップのパソコンを使って仕事をしていた企業が、ノートパソコン(ノートPC)に変えたり、ChromebookやiPadなどのタブレットに変更し、どこでもいつでも仕事ができる体制を構築し始めています。

働く場所も、都心のオフィス+郊外のサテライトオフィス、自宅、新幹線の中、など、ノートPCが開ける場所ならどこでも仕事ができるような体制を構築しようとしています。しかしながら一方でセキュリティーや社内システムとの連携など、新しい働き方に対応できる社内システムを構築出来ている企業はまだ少ないのが現実です。

セキュリティー対策一つをとっても、社内サーバで共有している社外秘データを守るだけでなく、プリントアウトしたドキュメントの漏洩対策も非常に重要になってきております。基本的にはプリントアウトの管理ができない環境で印刷させることは禁止することがまずは重要になってきます。

そのためにはプリントサーバをクラウド上に構築し、そこを経由した印刷しかさせない。ということが重要になります。特にChromebookはデータそのものはクラウド上のストレージにあるため、そのクラウドから印刷するにはPrintixのクラウド上のプリントサーバ経由でなければ印刷させないようにします。ノートPCの場合はユーザーにWindowsのAdmin権限を与えるのではなく、グループポリシーに従って、出力できるプリンタを固定しておくことが重要です。

Printixを使えば、ノートPCが接続されているネットワークごとに、印刷できるプリンタを固定できるため、エリア+プリントセキュリティーを確保することができます。また、印刷時にスマホによる認証を使えば、他の社員にプリントアウトを見られることなく、確実に文書を本人が入手できるようになります。もちろん、放置プリントなどはあり得ません。

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